中国語の部

→中国語の部トップページへ戻る

毎月一首


【11月】飲中八仙歌


(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)

【大意】
 李白は一斗の酒を飲めば、詩を百篇もつくってしまう。長安市中の酒場で酔って眠ってしまい、天子からお召しがあっても、船に乗ることもできない。自分のことを、「私は酒飲みの中の仙人です」と称している。 (石川忠久編『漢詩鑑賞事典』講談社学術文庫,2009年より)

* * * * * * * * * * * *

 この詩は杜甫が八仙を一人二、三句または四句に、各人の酔態と、その個性を巧みによみこんだ詩ですが、それでいて一つの詩として全体の統一を失っていません。ここではその中の李白に関する部分を挙げていますが、李白には四句をさき、やはり杜甫の李白に対する敬慕の念があらわれているようです。
 さて、そろそろ忘年会の季節ですね♪ 飲みすぎには、くれぐれもお気をつけて!

 

→中国語の部トップページへ戻る

当学院は
ケイコとマナブ」に掲載中です。

ケイコとマナブ.netへ

生徒の声

資料請求はこちら

直営サロンのご案内ページへ

中国留学日記 中国語の部受講生の留学日記