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【8月】鹿柴
(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)
【大意】
シーンとした山に、人の姿が見えない。ただ人の言葉の響きだけが聞こえる。夕日の光が、深い林の中に差し込んできて、木々の根もとの苔を青々と照らし出す。
(石川忠久編『漢詩鑑賞事典』講談社学術文庫,2009年より)
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先月に続いて、王維の詩です。やはり静寂と夕日の光が印象的で、その様子や空気感が、ひしひしと伝わってきます。
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