【4月】春日
(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)
【大意】
晴れ渡った日に泗水(しすい)の水辺で花をたずねて、広くて際限ない風景が(冬景色から)一挙に変わった。
春の顔は簡単に見分けられる。花が色とりどりに咲き乱れてすべて春である。
(『詩詞世界 碇豊長の詩詞 碧血の詩編』より)
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これは春の景色を賛美する詩です。「万紫千紅」は、中国語の成語にもなっている言葉で、一言で春の華やかな色とりどりの景色が目に浮かぶようです。今年はコロナ禍でお花見もままならない日々でしたが、自然は時が来れば変わらず美しい花を咲かせてくれます。見習いたいですね♪